総 論
平成19年度はテーマに『天空海闊』を掲げ、自分の度量が空のようにからりとして、
海のように広く大きくなれるように、滋賀県自動車青年会議所の組織のスケールメリット
を活かし、県内の同業者の世代を超えたつながりの中から、会社の経営やCS(顧客満足)、
社員教育やES(社員満足)などの自社のいろんな問題点について一緒に考え、今年1年間
の活動を通して学んでまいりました。
本年度、総務委員会には、14回に亘る理事会にて会員間の積極的な意見の交換ができる運営と第44回・第45回総会を格調高く品位を持って開催してもらいました。
情報研修委員会には、6月例会では必要な情報を効率よく入手するために速読を勉強し、情報収集力を身につける勉強をしました。また、9月例会では振興会の会員様にも一般公開して例会を開催しました。CS日本一の経営者の話はとても力強く自信に満ち溢れていて当日お集まりいただいた152名の参加者にすぐにでも役立ててもらえるようにとても分かりやすくご講演いただきました。
会員交流委員会には、7月家族例会では1日の同じ体験を通して家族ぐるみで会員が気楽に語り合える場所作りをしてもらいました。また、2月例会では岩佐顧問をはじめ、田中先輩、平田先輩、西橋先輩を講師にお迎えし、男同士の友情について貴重なお話いただき、多くのOB会員様にも出席いただいて世代を超えた更なる親睦を深めることができました。
また、今年は近青協準備委員会を設け、次年度について議論をし、親睦ソフトボール大会と夕食会では、各クラブとも親睦を深めることができました。この事業をSAJC全体で盛り上がりながら開催できたことで、組織として今まで以上に団結できたと思います。
以上の4つの委員会が真剣に考えて形にしてきたものを、理事会の中で更に良いものにしようと活発に議論し、事業を組み立てることができました。そして、それらの例会に参加した会員が学び、その後の有志による食事会においても積極的に意見交換をしたことで、互いに親睦を深めることができ、会員一人ひとりが自分自身を広く大きな人間に成長することができたと思います。
この1年の活動の中で、みんなの笑顔を見ていると会員同士が本当に仲良くなってきたと感じることができました。次年度は、近青協合同例会の主管という大変な1年になると思いますが、この団結力を持って企画・運営していければきっと良いものができるのではないかと思います。
最後になりましたが、1年間協力してくれた全会員とご指導・ご鞭撻いただきました先輩諸兄に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
また、次年度大野敬司理事長にも倍旧のご支援・ご協力をお願いしまして、平成19年度の総論とさせていただきます。
平成20年3月31日
滋賀県自動車青年会議所
第23代理事長 土田裕士 |