総 論
平成20年度はテーマに『先義後利』を掲げました。我々会員はその多くが後継者ですので、いかにして自社が永続的に繁栄できるかを考える場となるよう活動しました。
まず申し上げるのは、当会議所が近畿地区自動車青年協議会の当番幹事クラブとなり第33回合同例会を挙行したことです。11月22日に琵琶湖ホテルにて、滋賀ダイハツグループオーナーの後藤昌幸氏を講師にお迎えし、近畿運輸局の山岸重雄自動車技術安全部部長様を始め多くの来賓をお迎えして行いました。昨年度より近青協準備委員会・近青協実行委員会が委員会を開催し、また、近青協親睦会や合同例会のリハーサルを重ねる内に次第に会員が一丸となりモチベーションの高まりを感じました。表に立つ者も裏方を担当する者も惜しみなく協力していただいたおかげで滋賀県自動車青年会議所を業界に向け大きくアピールできました。
本年度、近青協主幹ということもあり17名の理事で組織し、総務委員会には理事会で17回に亘る会議を開催し、例年にも増して出席率が高く積極的で活発な意見の交換ができました。また定期総会も然りで格調高く品位をもって開催してもらいました。ネットワーク委員会には毎年恒例の家族例会を開催していただきました。生憎の天候でしたが、急遽予定を追加して楽しく過ごさせていただきました。9月例会では会員間の情報伝達・共有の手段としてソーシャルネットワーキングシステムについて勉強しました。これについては次年度以降の担当を組織の中で引き続きお願いします。整備情報委員会には事業方針に在ります一人では、一社では出来ないことが出来る例会を担当していただきました。6月例会では山口照美氏をお迎えし、同じ商品でも切り口によってお客様に訴求できることを学びました。2月例会では事前に会員にアンケートを実施し例会を開催してもらいました。私の意向で浅く広くを求めましたので、具現化するのに苦労をかけたと思います。しかし例会として出席者が多かったので会員のなかにニーズはあると確信しましたので、これから機会を捉え実りある例会を実現していただきたいと思います。最後に近青協実行委員会には近青協主幹クラブの責任を全うするべく活動していただきました。
本年度も6名の新入会員をお迎えできました。それぞれが本年度の経験を生かし更に会員拡大に努めていただくことをお願いします。我々の会議所は卒業の期限のあるけじめのある団体としてこれからも自分の幸せを希求するため、自社の繁栄、業界の発展に寄与することを確信します。
最後になりますが1年間私を支えていただきました全会員とご指導ご鞭撻いただきました先輩諸兄に衷心より感謝申し上げます。
また、次年度鵜飼龍馬理事長にも倍旧のご指導・ご協力をお願いして平成20年度の事業報告の総論とさせていただきます。ありがとうございました。
平成21年3月31日
滋賀県自動車青年会議所
第24代理事長 大野 敬司
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